2020/06/11
税金ゼロ!節税にもなる!iDeCoの概要について。


2019年5月22日に金融庁は「高齢化社会における資産形成・管理」の中で、「老後生活の支出と年金を考えると現状のままでも約1300万~2000万不足する」とし、その対応策として「長期・積み立て・分散投資など」の自助を呼びかけました。
2000万問題に対する誤解は増えたものの、国民に<老後危機感と投資教育の重要性>が伝わったのも事実です。
目次
老後準備。
私は、選択肢の中に<iDeCo>をオススメ致します。
<iDeCo>イデコとは?
iDeCo(イデコ)とは、自分で作る年金制度のことです。
国民年金、厚生年金、共済年金は、強制加入になりますが、iDeCoは、3階部分の任意加入になります。
企業型と個人型があり、個人型確定拠出年金のことです。
個人型確定拠出年金とiDeCoは、呼び方は違いますが同じ制度になります。
毎月一定額の掛け金を拠出し、自分自身で資産運用しながら積み立てて60歳になると受け取れるという制度です。
拠出した資金は、自由に運用先を選ぶことができ、主に投資信託で資産運用します。
イデコの加入資格
日本在住の20歳以上60歳未満の方であれば
原則誰でもOK
です。
イデコの掛金について
掛け金とは、イデコで定期的に拠出するお金のことです。
月々5,000円からはじめられます。
掛け金額は、1,000円単位で自由に設定できます。
資金に余裕がない方でも、自分のライフスタイルに合わせた無理のない負担で老後資金に備えることができます。
イデコの掛金の上限
職業によって変わります。
□自営業・・月額6.8万円
□専業主婦・・月額2.3万円
□会社に401k(企業型確定拠出年金が無い場合)・・月額2.3万円
□401kに加入している会社員・・月額2.0万円
※ 詳しくは、ご自身で確認ください。
運用について
投資信託などで運用します。
証券会社によって投資できる投資信託が違います。
口座開設する時には、運用したい金融商品があるか確認してから口座開設した方がいいですね。
じんFP事務所では、SBI証券の取り扱いがあります。
ご興味あればお気軽にご相談ください。
※運用する投資信託の中で元本保証タイプは、オススメしません!
イデコは、口座維持の手数料がかかるので、元本保証は選ばない方がいいですね。
<iDeCo>イデコの手数料について
イデコには、手数料がかかります。
最安で以下の通りです。
- ■ 口座開設時に2,777円
- ■ 毎月の運用手数料が積み立てを行う場合は167円、積み立てしない場合は64円
毎月の運用手数料は金融機関によっては、もっと高い場合もあります。
イデコは長期にわたって運用を行うので、なるべく手数料は低い証券会社を選ぶようにしましょう。
※大手金融機関は、高いのでネット証券がオススメです。
□メリット、デメリットについて
□運用銘柄について
に関しては、また後日書きます。
最後までお読みいただき有難うございました。
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